2014年4月27日日曜日

3人で話す

 翌日、たかお部長も私も早めに仕事を切り上げ、自宅に来ていただきました。 娘マイには、昨夜3人で話しをしてみようということで納得させてありました。 部長を自宅に招き食事を一緒にしましたが、これまで遊びに来られた時とは違う雰囲気で大した会話もないまま夕食を終わらざるをえませんでした。

 しかし、この状態に蟠っているのは、部長と私の方で、娘は余り拘っている様にはみえませんでした。 その証拠に私が夕食の片づけをしている間、これまでと同様に、部長と楽しそうに雑談をしていた。 部長は私が相談したことを切り出す訳でもなく、テレビを観ながらマイと談笑していた。 詩食事の後片付けが終わりかけるのを見計らっておられたのか。。。。。

 「ところで、マイちゃん、お母さんに聞いたことがあるんだけど、よく便秘するの?」
「えっ、お母さんたら小父さんにそんなことまで言ったんですか。。。恥ずかしいわ。」
「お母さんが便秘症なのは知ってたけど、マイちゃんもだと聞いて、やっぱり体質が似るんだなぁって思ったよ。」
「以前は便秘薬飲んでたんですけど、最近はお母さんに”アレ”して貰います。」
「”アレ”って、浣腸なのかな?」
「はい。」
「マイちゃんは、高校生なんだから自分でしないのかな?」
「恥ずかしいけど、お母さんがいいんです。」

「マイちゃん、小父さんとお母さんのこと、見ちゃったんだね。」
「はい。」
「小父さんとお母さんのこと嫌いになってしまったかな?」
「そんなことないです。 でも、私も小父さんにされてみたいと思いました。」
「本気で言ってるの? マイちゃんは。」

「私、小父さんのこと、お父さんみたいに思ってるんです。」
「そう思ってくれてるのは嬉しいけど、それとこれとは別だよ。しずこさんはどう思います?」
『あ、はい。 私もそんなこと無理だと思うんですけど、でも、マイの気持ちを無視することもできませんから、部長が受け入れてくださるんでしたら私は仕方ないと思ってます。』
「僕が受け入れるって、どういうことなの?」
『・・・・・』

私は、部長の質問に答えることができずに黙っていると、マイが
「私も、お母さんと一緒に、お父さんに可愛がって欲しいんです。」
「一緒にって。。。。。一緒になの?」
「はい」というとマイは私にしがみついてきた。 「お母さんだけなんてイヤ。。。私。。。」
マイは、私の胸に顔を埋め、泣き出してしまいました。

「僕は、マイちゃんをそんな風にはしたくないと思ってるけど。。。」
部長は私と私に抱き付いているマイを一緒に抱き締め、私の唇に強く唇を押し当ててこられました。 そしてソファに戻られた部長の両脇に私と娘は寄り添い部長に抱き付いたまま沈黙の時間が流れました。 そして。。。。
「マイちゃんは、いつもお母さんと一緒にだよ。 マイちゃんだけに何かをすることはしないからね。」
『私もその方が嬉しいし、マイもそれで良いんだと思います。』、マイも首を縦に振り、頷いていました。
「でも、小父さんとお母さん二人だけということはあるよ。」と部長が言うと、「それは構いません。でも、私に隠さないで欲しいです。」
『判ったわ。』と私が答えてしまいました。

合意ができた様な形になり、部長は私にだけキスをし、併せてマイを抱き締めました。 多分私も娘も凄く幸せな気持ちになっていたと思います。


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