2014年4月13日日曜日

たかお部長への相談

 仕事で忙しく毎日が過ぎて行くが、最近の自分の状況に悩みを感じていた。 自分自身のこと、たかお部長とのこと、娘マイのこと。。。。しかし、快楽を感じるその行為をあっさりと止めることもできなかった。 また、たかお部長は私をどう思っているのだろう。 所詮愛人の様な関係は、いずれ破綻するのではないだろうか。 その時、自分は惨めな状態になり、今の仕事すら失ってしまうのではないだろうかと不安が一杯になってきました。

 独りで悩んでいても、堂々巡りが続くだけで、思い切ってたかお部長に相談してみようと考え、あくる日たかお部長にメールを送ってみました。 「折り入ってご相談があります。今夜でもお時間いただけませんでしょうか?」 ちょっと時間をおいて、部長からの返信メールを受信した。 「どうしたの? 折り入って相談って。 今夜は大丈夫だよ。 いつものXX喫茶店にいるから。」その返信に、ホッとし、遣りかけていた仕事を急いで片づけることにした。 夕方、仕事を終え同僚に帰宅する旨告げて事務所を出、約束の喫茶店に向かいました。 喫茶店に近づいたころ、前を歩くたかお部長を見かけましたが、声を掛けずに歩くスピートを落とし、部長が喫茶店に入るのを見届けてから、時間をおいて喫茶店のドアを開けました。

 席に着いたばかりの部長の後ろ姿を確認し、その席に向かいました。 私に気づいた部長は、「仕事は終わったの?僕も今来たところだよ。」とテーブルに来たウェトレスにコーヒーを注文すると私の方を向き、「ところで折り入っての相談て、どうしたの?改まって。。。僕のことが嫌になったのかな?」、『そんなことないです。』、「じゃ~、何か困ったことでも?」、『何かが起こってるということではなくて。。。。』ウェトレスがコーヒーを持ってきたことで、話しが途切れてしまいました。

 ウェトレスがコーヒーを置いて去ったので話しを続け、『実は、私判らなくなってしまったんです。部長が嫌になったというより、部長が居てくださらないと私、心の拠り所がなくなってしまいそうだし。。。。でも、部長はずっと私の傍に居てくださるかどうか判らないし。。。。私どうして良いか判らなくなって。』、「・・・・・」、『それに娘のことを考えると、父親の愛情に飢えてる様に思えて。。。。最近、私に凄く甘えるんです。性的にも多感になってる様だし。。。』、「そう!すまないね。僕の勝手な嗜好で、君に悩みごとを押し付けてしまった様だね。」、『そんなことないです。でも、なぜか不安なんです。』、「判るよ。まぁ、ここで話す様な内容でもないし、軽く食事でもしないか?」と言われて、部長について店をでました。

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