2019年1月19日土曜日

たかお部長退院の日

 たかお部長も順調に回復され、退院できると説明を受けました。 以前からマイも手伝いたいと言っていたので、土曜日に退院させて戴く様お願いし、翌々日の土曜日の昼前に退院させていただくこととなりました。

 当日、マイもいそいそと病院へ向かう準備をしていました。 私も身なりを整え、たかお部長の着替えを用意しました。 病院へ向かう途中、お礼のための粗菓を買い求め、マイと共に今夜の退院祝いの夕食のメニューを話し合っていました。 沢山食事を用意しても部長が食べられないことも判っていたので、部長が好きなお造りや肉料理、そして誕生日ではないがケーキも買い求めようと相談しました。

 病院に到着すると部長はまだ、入院用のパジャマのままでベッドに腰を掛けておられました。 手術や入院生活で若干痩せられた様ですが、元気そうで安心しました。 部長のペースに合わせ着替えや身の回りの物をカバンに詰めるなど、私もマイも慌ただしく整理しました。 いくらパパとは言え、普通なら若い娘の前で着替えるのは憚るものですが、たかお部長は遠慮なく裸になり着替えをされ、マイも部長に下着を手渡していました。

 改めてたかお部長の開腹手術の跡を見て、手術って凄いんだと感想をもらしていました。 私は看護婦詰所へ粗菓を持ってお礼行き、看護婦さんも笑顔で退院を祝ってくれました。 部長と共に3人でもう一度お礼を述べ、病院を後にしました。

 帰路、スーパーやケーキ屋に寄って夕食の食材を買い求め、自宅へと急ぎました。 久し振りの自宅に部長もほっとされたのか、ソファーでゆっくりしておられました。

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