2018年10月26日金曜日

手術翌日

 手術の翌日、朝から部長の病室を訪れました。 部長は既に病室に戻っておられ、朝から病棟廊下を歩行させられたと仰ってました。 最近の手術は回復を早めるために問題がない限り身体を動かす様にするらしいです。 ずっとベッドで寝たままだと思っていた私は少し驚きました。 しかし、病室を訪れた時はベッドに居られ、身体からは数本のチューブが伸び、排出用のバッグに繋がれた状態でした。 「トイレへ行くのはどうするんですか?」と聞くと、「トイレへ行く必要はないよ。」と見ると、おちんちんからもチューブが出ていて、オシッコは勝手に採集されている様でした。

 胃の手術なので食事をすることもないのでウンチの排泄も無いようです。 看護婦さんがいない時に股間を見せて貰うとおちんちんにカテーテルが挿入されており、時たまオシッコが流れ出ていました。 昨夜は気管にもチューブが挿入されていたそうで、朝早く、かえって苦しいので抜いて貰ったと話しておられました。

 丸一日は食事を摂ってはいけないらしく、お昼もでない様でした。 私だけ昼を食べるのも申し訳ないので、病院を出て近くのうどん屋さんで軽く食事を済ませました。 午後になって、マイが学校から急いで病院に駆けつけた様で、息を弾ませながら病室に入ってきました。 部長のチューブに繋がれた痛々しい様子に、驚いていました。 特に股間から伸びたチューブに興味があるらしく、私のそっと聞くので、部長に言うと衣類の裾を開き、おちんちんから伸びたカテーテルをマイに見せて居られました。

 マイが、「浣腸してもらうの?」とストレートなことを聞いていましたが、部長は、「何も食べてないから、出るものもないよ。」と答えておられました。 「もう少しよくなって、ウンチ出なかったら私が浣腸してあげるね。」、「じゃ~、その時はお願いしようかな!」、「必ずしてあげるね。」と訳の判らない会話を交わしていました。

 マイは初めての膀胱カテーテルに、女の人も手術したらこんな風にオシッコを採るのかと聞いてきました。 何故かマイは導尿カテーテルや浣腸といった排泄に結構興味を持っている様でした。

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