2018年10月22日月曜日

手術の日

 午前中に手術が行われる予定です。 昨夜からマイは学校を休んで病院へ行きたいと言っていました。 学校を休むことは賛成できませんでしたが、マイの心境を考えると仕方がないのかも知れないと思い、マイの思い通りにさせてやることにしました。

 マイを連れ病院に到着すると手術開始の時刻が迫っていました。 担当の看護婦さんが病室に居られ、部長に手術着に着替える様に説明しているところでした。 部長は病院のパジャマや下着を全てとり、手術着に着替えられました。 マイと私は横で待機し、看護婦さんに連れられ手術室に向かう部長を見送りました。

・・・・・・・

 何時間経過したのだろうか、看護婦さんから手術室に行く様に告げられました。 ボヤ~っとしていた私とマイは我に返り、掛けられた声に看護婦さんを見上げた。 「お父様は無事ですよ。担当の先生が報告したいと仰ってますので。。。」との説明を聞き、胸を撫でおろしました。

 手術室の横の部屋で、執刀医の先生から説明を受けました。 切除した胃の部位を見せられ、そのグロテスクさに唾を飲み込んでしまいました。 手術は無事終了し、術後の処置を行っていることと切除した部位の説明を受け、お礼述べると共に、マイと気が抜けてしまった様な感覚に襲われました。
看護婦さんから、暫くしたら術後の監視室に移しますとの説明を受け、病室に戻りました。 

 暫くすると再び看護婦さんに呼ばれ、ベッドに色々な管に繋がれ横になっているたかお部長に会うことができました。 無事なので安心する旨伝えられ、判っているのかどうか判らないまま部長に手で合図して病室に戻りました。

その日は、何もすることがないので看護婦さんにお礼を述べ、病院を後にしました。

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